予備校講師歴15年。集団指導の限界を感じています。  「私→多数の生徒A、B、Cなど」をやめて、「私→生徒A→生徒B」という伝言ゲームのようなことをしています。  この方法だと、生徒Aは、確実に伸びます。「教えられる側」から「説明する側」に転換するのです。  例えとしては、中学・高校の部活で「教えられる側の1年生」と「教える側の2年生」では、実力の伸び方が違うのと同です(2年生は、自動的に教える側に回ります)。  この方法の、欠点としては、受験生(浪人生、高3生)同士で、このシステムをとると、生徒B役が不足するのです。  ここ数年、受験生同士で「私→生徒A→生徒B」をしていたのですが、先日、偶然、「生徒Aに高3生」を「生徒Bに高2生」をすると、実によかったです。「高2生」にしてみれば、無料で、大学受験の家庭教師をしてもらう、という形になります。

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2007年12月18日

中3生の個別指導を始めました。

 昨日は、個別指導の初回でした。

 某大手進学塾に、中1から通い、現在も火木土日通塾しているが、受験直前の現段階で、伸び悩んでいるという生徒です。

 予想通り、プリントの山、山、山で、復習が完璧に追いついていません。

 ご父母の要望で、英語と数学を中心に、指導してほしいとのことです。

 まずは、英語の様子を聞きます。学校の教科書を、取り出して、巻末の動詞の不規則変化の表を見せると、「なんとなく覚えています。」って、ここが、点数アップのポイントではないか(怒)(怒)(怒)?

 まずは、ここからだと、説明します。

 ( 中 略 )

 指導後、お母様より、「何か、私で、できることはありませんか?」と言われたので、以下の提案をしました。

・教科書の動詞の不規則変化の表を、お母さんも競争して、暗記する。
・その後に、お互いに、問題の出しあいをする。
・できれば、お子さんが、どんどん問題を作れるような状況を作る(ご兄弟、お父さんまで総動員)。

 プリントの演習より、大事なことがあることを、大手進学塾は、見ぬけていない気がします。

 今後、何をしていくかを、書き込んでいこうと思います。  


Posted by けんけんパパ at 07:38Comments(0)中3生の個別指導