予備校講師歴15年。集団指導の限界を感じています。  「私→多数の生徒A、B、Cなど」をやめて、「私→生徒A→生徒B」という伝言ゲームのようなことをしています。  この方法だと、生徒Aは、確実に伸びます。「教えられる側」から「説明する側」に転換するのです。  例えとしては、中学・高校の部活で「教えられる側の1年生」と「教える側の2年生」では、実力の伸び方が違うのと同です(2年生は、自動的に教える側に回ります)。  この方法の、欠点としては、受験生(浪人生、高3生)同士で、このシステムをとると、生徒B役が不足するのです。  ここ数年、受験生同士で「私→生徒A→生徒B」をしていたのですが、先日、偶然、「生徒Aに高3生」を「生徒Bに高2生」をすると、実によかったです。「高2生」にしてみれば、無料で、大学受験の家庭教師をしてもらう、という形になります。

2008年03月11日

一橋大、佐賀大医学部に合格しました。

 今回の受験で、一番【主体的学習システム】を、させた生徒2名が、無事合格しました。

 特に、一橋大に、合格した生徒は、最初数学が、いやでいやで、「人に説明する」なんて、とんでもないと、いやがっていたのを、強制的に、【主体的学習システム】をさせました。

 同じ問題を、複数人に説明させると、徐々に理解が、深まっていったようです。

 「人に説明する」前に、私にリハーサルすると、効果的であると、気づかせてくれたのも、この生徒です。

 いろいろな意味で、エポックメイキングになった二人です。

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Posted by けんけんパパ at 08:50│Comments(0)主体的学習システム
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