予備校講師歴15年。集団指導の限界を感じています。  「私→多数の生徒A、B、Cなど」をやめて、「私→生徒A→生徒B」という伝言ゲームのようなことをしています。  この方法だと、生徒Aは、確実に伸びます。「教えられる側」から「説明する側」に転換するのです。  例えとしては、中学・高校の部活で「教えられる側の1年生」と「教える側の2年生」では、実力の伸び方が違うのと同です(2年生は、自動的に教える側に回ります)。  この方法の、欠点としては、受験生(浪人生、高3生)同士で、このシステムをとると、生徒B役が不足するのです。  ここ数年、受験生同士で「私→生徒A→生徒B」をしていたのですが、先日、偶然、「生徒Aに高3生」を「生徒Bに高2生」をすると、実によかったです。「高2生」にしてみれば、無料で、大学受験の家庭教師をしてもらう、という形になります。

2008年02月12日

受験生が家庭教師?(6)

 大学受験のこの時期に、生徒から、こんな相談をよく受けます。

 「今、何をやったらいいのか、わかりません。」

 この時期は、今までやった基本の復習だと思います(予備校では、直前対策と称して、なぜか難問をさせます)。

 できれば、受験生でも、【主体的学習システム】をすれば、いやおうなしに、基本の確認をすることになります。

 家庭教師のような形を何人かに、作っておければ、と思います。

 自分の周りの、弟、妹、近所の高校生、高校の後輩などとの関係を、作っておきましょう。

 お母さんやお父さんを、生徒役にするのも、とてもよいです。

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Posted by けんけんパパ at 17:55│Comments(0)主体的学習システム
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