予備校講師歴15年。集団指導の限界を感じています。  「私→多数の生徒A、B、Cなど」をやめて、「私→生徒A→生徒B」という伝言ゲームのようなことをしています。  この方法だと、生徒Aは、確実に伸びます。「教えられる側」から「説明する側」に転換するのです。  例えとしては、中学・高校の部活で「教えられる側の1年生」と「教える側の2年生」では、実力の伸び方が違うのと同です(2年生は、自動的に教える側に回ります)。  この方法の、欠点としては、受験生(浪人生、高3生)同士で、このシステムをとると、生徒B役が不足するのです。  ここ数年、受験生同士で「私→生徒A→生徒B」をしていたのですが、先日、偶然、「生徒Aに高3生」を「生徒Bに高2生」をすると、実によかったです。「高2生」にしてみれば、無料で、大学受験の家庭教師をしてもらう、という形になります。

2008年01月14日

「相手に気づいてもらう」ことは、難しいです。

 センター試験まで、1週間を切りました。

 受験生同士で、【主体的学習システム】をさせていますが、気になることがあります。

 少し目を離すと、説明する側が、解答を見せながら、説明しています。

 これをしてしまうと、両方とも、わかった気になってしまいます。

 どこがわかって、どこが分からないかを、順序よく、進めていくことが大切です。

 相手に気づいてもらように、時間をかけると、お互いに伸びるはずです。

 時間がかかって、面倒なので、したくないようです。

 この辺の、手間ひまを、避ける傾向にあるようです。

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Posted by けんけんパパ at 12:50│Comments(0)主体的学習システム
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